この記事では、Python を使用して Word に図形を挿入する 方法について説明します。開発環境を設定するための詳細、手順の一覧、Python を使用して Word で直線を描画する方法 を示すサンプル コードが含まれています。要件に応じてインライン図形とフローティング図形を描画するためのガイダンスを提供します。
Python を使用して Word に図形を挿入する手順
- .NET 経由の Python 用 Aspose.Words を使用して図形を挿入するように環境を設定します
- 図形を追加するための新しい Word document を作成します
- DocumentBuilderオブジェクトをリンクする
- シェイプの種類、サイズ、回転角度を指定して insert_shape() を使用してインラインシェイプを挿入します。
- 必要なパラメータと回転角度を指定した insert_shape のオーバーロードメソッドを使用して、フローティングシェイプを挿入します。
- OoxmlSaveOptionsクラスオブジェクトを使用して出力形式を定義します
- 出力DOCXを保存する
これらの手順は、Python を使用して Word で図を作成する方法をまとめたものです。Word 文書を作成し、その DocumentBuilder オブジェクトをインスタンス化し、図形の種類とサイズを指定して insert_shape() メソッドを呼び出してインライン図を作成します。図形の種類、水平/垂直の相対位置、サイズ、および折り返しの種類を指定して、insert_shape() メソッドの別のオーバーロードを呼び出します。
Python を使用して Word で図を描くコード
import aspose.words as aw | |
# Load the license | |
wordLic = aw.License() | |
wordLic.set_license("license.lic") | |
doc = aw.Document() | |
builder = aw.DocumentBuilder(doc) | |
# Inline shape | |
shape = builder.insert_shape(aw.drawing.ShapeType.LINE, 200, 200) | |
shape.rotation = 60.0 | |
# Floating shape | |
shape = builder.insert_shape(aw.drawing.ShapeType.ARROW, \ | |
aw.drawing.RelativeHorizontalPosition.PAGE,200, \ | |
aw.drawing.RelativeVerticalPosition.PAGE,100,50,50, \ | |
aw.drawing.WrapType.NONE) | |
shape.rotation = 40.0 | |
builder.writeln() | |
saveOptions = aw.saving.OoxmlSaveOptions(aw.SaveFormat.DOCX) | |
# Save shapes as DML | |
saveOptions.compliance = aw.saving.OoxmlCompliance.ISO29500_2008_TRANSITIONAL | |
doc.save("output.docx", saveOptions) | |
print ("Shapes added successfully") |
このサンプル コードは、Python を使用して Word に直線を挿入する方法 を示しています。IMAGE、ELLIPSE、RECTANGLE、ROUND_RECTANGLE、HEXAGON、THICK_ARROW、TEXT_HEXAGON、CALLOUT1 など、任意の図を挿入できます。回転角度パラメータはオプションであり、必要ない場合はスキップできます。
この記事では、Python を使用して Word に図形を追加する方法 について説明しました。段落に箇条書きを挿入する方法については、Python を使用して Word に箇条書きを挿入する の記事を参照してください。